矯正歯科の種類

矯正歯科の種類

1つ目は「ワイヤー矯正法」と呼ばれる、金属ワイヤーの力で歯を動かす矯正歯科治療。ちなみにワイヤー矯正は、歯の裏側からワイヤー器具を装着したりホワイトワイヤーを使用したりするケースもありますが、全て同じ手法です。

2つ目はマウスピースを装着して歯並びの矯正を行う「マウスピース矯正法」で、それぞれの矯正歯科治療にメリット・デメリットがあるのです。

患者様の歯並びの状態やライフスタイル、理想とする歯並びをじっくりとヒアリングして、1人ひとりに合わせた矯正プランをご提案いたします。

上の前歯が軽く重なっている状態（叢生）に関しても、マウスピース矯正は適応できるケースが多いです。

ただし重度の叢生で、歯の重なりが強く抜歯の必要なケースは、マウスピース矯正以外の矯正歯科治療をご提案することもあります。

上の前歯が下の前歯を覆うように隠れている状態（過蓋咬合）や、前歯が噛み合わず奥歯でしか噛めない状態（開咬）にも、マウスピース矯正が適応できるケースがあります。

過蓋咬合や開咬は、歯と歯が過剰に接触したり噛み合わせが偏ったりしやすいです。呼吸や発音、姿勢にまで影響が及ぶ場合もありますので、心当たりのある方はぜひご相談下さい。

反対に下記のケースでは、マウスピース矯正よりもワイヤー矯正が適しています。

• 歯を大きく移動した方がよい歯並び
• 抜歯を伴わなければいけない状態の歯並び
• 全ての歯に対して、噛み合わせを治したいとお考えの方

また矯正歯科治療は、患者様が望まれる歯並び、つまり個人的な価値観によっても選択肢は変わります。

「どの治療法が貴方にとってふさわしいのか」ということは、実際に当院へ足を運んでいただき、歯並びの状態から虫歯の有無まで詳しく検査する必要があります。

貴方のライフスタイルやご希望と照らし合わせたオーダーメイドの矯正歯科治療を、歯科医師と相談のうえで一緒に決めていきましょう。

歯並び矯正の大きな意味合いとしては「本来あるべき歯の機能を引き出す」という目的があります。
歯並びを矯正することは、口元を美しく整えるという審美的な側面以外にも、ありとあらゆるメリットがあるのです。以下に、矯正歯科治療を行ううえで得られる代表的な3つの利点を挙げていきましょう。

これら矯正歯科治療によるメリットは、脳や身体の成長によい影響を与えて、生涯に渡り健康的な歯で過ごせる可能性が高まるのです。